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『虹の鳥』(目取真俊)を再読 - 黒古一夫BLOG
村上龍の『愛と幻想のファシズム』について書いていて、ちょっと確認したことがあったので目取真俊の『... 村上龍の『愛と幻想のファシズム』について書いていて、ちょっと確認したことがあったので目取真俊の『虹の鳥』(初出2004年「小説トリッパー」、単行本2006年)を読み直した。沖縄の「不良少年」たちのことを「パシリ」の視点から書いたこの小説を再読して、改めて「沖縄」が米軍基地の存在によって蝕まれていることを認識させられ、それはまた「戦争」と隣り合わせに存在する「軍隊」が人間をスポイルすることに繋がる現実を知らされるものであった。 『虹の鳥』には、中学生の時から「ワル」のリーダーとして君臨してきた者の、人の生命など屁とも思っていない非情な「心の闇」というか、「ニヒル」と言うには余りに残酷な「空洞」について繰り返し書かれると同時に、中学時代から卒業後の現在までそのリーダーの子分として「美人局」のような仕事を強いられている若者の日常が描かれている。「ワル」のリーダーが子分たちと共に、全く心の痛痒を感