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「理屈」と「実感」 - 玄倉川の岸辺
何度も書いたことだが、私には経済の知識がほとんどない。 金利がどうの、マネーサプライがこうの、税率... 何度も書いたことだが、私には経済の知識がほとんどない。 金利がどうの、マネーサプライがこうの、税率がああで、公共投資がどうしたといった話はほとんどチンプンカンプンである。だからたいていの場合「自分にはよくわからないので、賢い人たちがしっかり考えて決めてください」とお任せすることになる。 それなのになぜ定額給付金問題に一言いいたくなるのかというと、「世論」に見られる理屈と実感の食い違いが気持ち悪いからだ。 定額給付金に対する「民意」、8割以上が反対という状況は、私の目には理屈に流されていて危なっかしく見える。 「理屈に流される」という表現は書き間違いではない。 「感情に流されるのは危険だ」という言葉は多くの人が口にする。私もよく使う。男性脳とかモヒカン族と判定される私にとって「世の中って不合理だ」「もっと合理的に考えればいいのに」と感じられることが多いのは事実だ。その私にして、「定額給付金反
2009/01/30 リンク