セシウム吸着布を開発＝汚染水濃度を低減－東大 危機を乗り越える創造力 - ちょっとした絵（？）日記

東京大生産技術研究所は２８日、放射性セシウムを吸着させやすい布を開発したと発表した。福島県飯舘村で雨どいから採取した水に浸したところ、１リットル当たり約２０ベクレルから検出限界値の８ベクレル未満になったという。 同研究所の石井和之准教授らによると、化学処理をした繊維でできた布に、食品添加物のフェロシアン化カリウムと塩化第二鉄の水溶液を染みこませて作った。 引用 時事通信 2012/5/27 誰もが放射性セシウムの拡散なんていうことを想像だにしなかった。 何事もなければ備える必要がない・・・。 大学にしても企業にしても、持てる経営資源には限りがある。研究していないのではなく、研究させてもらえない。それが正確な表現のような気がする。 ただ、基礎的な研究がなされていなければ、僅かな期間に様々な技術の確立は難しいのではなかろうか？ 本当はこういう技術の必要のない世界であればよかったのだが・・・。