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『命売ります』(読書メモ)
三島由紀夫『命売ります』ちくま文庫 「隠れた快作小説発見!想像よりも数十倍オモシロイ」という帯にひ... 三島由紀夫『命売ります』ちくま文庫 「隠れた快作小説発見!想像よりも数十倍オモシロイ」という帯にひかれて読んでみた。たしかに「これが三島由紀夫の本だろうか?」と思うくらい異色の本である。 生きる意味を見出せずに自殺を試みるものの、助かってしまった羽仁男は、新聞欄に次のような広告を出す。 「命売ります。お好きな目的にお使いください。当方、二十七歳男子。秘密は一切守り、決して迷惑はおかけしません」 さまざまな危ない依頼を受けるものの、なぜか生き残ってしまう羽仁男。 しかし、「いつでも殺して下さい」という心境が少しずつ変化していく。ある謎の国際集団から追われるようになった羽仁男は、次のように考えた。 「東京から逃げ出すのが一番だった。その動機はといえば、もう自分に嘘をつく必要はなかったが、明らかに「死の恐怖」そのものだった」(p.226) 「死にたくない」という気持ちは、今を一生懸命生きている証