自己発電による漏電という輝き。 『ルビー・スパークス』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

で、ロードショーでは、どうでしょう？ 第３７１回。 「なんか最近面白い映画観た？」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『ルビー・スパークス』 監督は、『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリスの夫婦監督コンビ。 主演のポール・ダノとゾーイ・カザンが製作総指揮も兼ねている。 ゾーイ・カザンが書いた脚本を映画化した上、主演二人は交際中である。 キャストは、ポール・ダノの上手さはさすがなのだが、ゾーイ・カザンも独特の魅力を放つ。 脇が意外に豪華で、アントニオ・バンデラス、アネット・ベニング、スティーヴ・クーガンに加えて、アーシフ・マンドヴィとクリス・メッシーナにエリオット・グールドも配している。 映画的記憶、物語的記憶、言葉的映像の取り込もうとした脚本で、いろいろとくすぐられる。 理想の女の子作りは『マイ・フェア・レディ』であり、シナリオライ

[swaptv]

普通に楽しんで見てしまったが、ここまで考察出来るのか…。"『ブレインデッド』を引用しているのは、失った母親がゾンビとして生きていることの引用だと思われる。"