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ヒステリア/女性賛歌 - マダム・クニコの映画解体新書
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ヒステリア/女性賛歌 - マダム・クニコの映画解体新書
女性用ヴァイブレーターの開発秘話がベース。ちょっと引いてしまいそうな内容だが、女性監督ならではの... 女性用ヴァイブレーターの開発秘話がベース。ちょっと引いてしまいそうな内容だが、女性監督ならではのフェミニズムを絡めた清々しい仕上がりになっている。 イギリスのヴィクトリア朝(1837~1901)末期が舞台だ。産業革命がもたらした経済の発展が成熟に達したイギリス帝国の絶頂期である。 産業革命による労働者搾取と植民地支配による領民搾取により、人々の生活水準は向上したが、貧富差はますます拡大した。富める者はより裕福になり、貧しい者はより苛酷な生活を強いられた。 現代と同様、繁栄と腐敗が表裏一体となった社会。それらを隠蔽するため、階層を問わず礼儀や道徳を重んじる偽善的な風潮が生まれた。同時に、劣悪な生活環境から売春や児童労働といった悲惨な現象が噴出した。 この矛盾した二面性がヴィクトリア朝の特徴。文学作品ではオスカー・ワイルドの『サロメ』、スティーヴンソンの『ジキル博士とハイド氏』などがある。 自