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巡りめぐりて輪廻を離れぬ~悩む『山姥』(その3) - ぬえの能楽通信blog
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巡りめぐりて輪廻を離れぬ~悩む『山姥』(その3) - ぬえの能楽通信blog
能楽師ぬえが能の情報を発信するブログです。開設16周年を迎えさせて頂きました!今後ともよろしくお... 能楽師ぬえが能の情報を発信するブログです。開設16周年を迎えさせて頂きました!今後ともよろしくお願い申し上げます~ 『山姥』のツレはこれほど重要な、いわばシテの相手役で、これは本来おワキが勤める性格の役であろうと思いますが、この曲でそうなっていないのは、ワキ方が女性の役を勤めない約束事があるからに他ならないでしょう。世阿弥時代にそういう約束事がすでに成立していたものか、ぬえは不勉強にして知りませんが、ワキのほかに わざわざシテ方からツレを出してシテの相手役とする理由が他にあったのかどうか。。 ところが面白いもので、「次第」の囃子の演奏が始まって幕に掛かったツレ、ワキ、ワキツレの一行の中で、幕後見に「お幕」と声を掛けて幕を上げさせるのは、ツレではなくておワキの役目なのです。ツレは一行の先頭に立っていながら、幕をあげていざ舞台に登場するキッカケは、その後ろに立つおワキの役目です。これは『山姥』