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高柳誠『フランチェスカのスカート』(1) - 詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)
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高柳誠『フランチェスカのスカート』(1)(書肆山田、2021年06月05日発行) 高柳誠『フランチェス... 高柳誠『フランチェスカのスカート』(1)(書肆山田、2021年06月05日発行) 高柳誠『フランチェスカのスカート』を一日一篇ずつ読み進めてみる。先のページは読まずに、その日読んだことばだけを手がかりに高柳の「文体」について考えてみる。読み進むにしたがって、修正し続けなければならなくなるかもしれない。そうだとしても、その修正の過程でしかつかみ取ることのできないものがあるはずだ。むしろ、どこまで修正し続けることができるかを試してみたい、と思う。 一日目は「霧」。 霧は、一日二回、決められた日課のごとくにこの町を襲う。早朝、 海から這い上がってくる霧は、夕方、ふたたび海へと帰っていく。 この霧の動きが、人々の生活のリズムを根底から決定している。 この書き出しには、高柳の多くの詩に共通するテーマがある。人間は自己決定しない。もちろん自己決定する部分もあるが、人間以外のもの、人間の意識では操作でき