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「三人吉三巴白浪」(さんにんきちさ ともえのしらなみ)・厄払い全訳 - 歌舞伎見物のお供
作品の解説は別に書きます。 =こちら=です。 作品内の有名な「厄払い」のセリフの解説と全訳です。 ... 作品の解説は別に書きます。 =こちら=です。 作品内の有名な「厄払い」のセリフの解説と全訳です。 主人公のひとり、美貌の女装青年のドロボウ、その名も「お嬢吉三(おじょうきちさ)」が、夜鷹(よたか、当時の路上晩春婦です)を殺して百両奪ったあと、 ゆったりと唄いあげる名文句です。 月も朧に白魚の 篝(かがり)もかすむ 春の空 つきもおぼろに しらうおの かがりもかすむ はるのそら 冷てえ風にほろ酔いの 心持ちよくうかうかと つめてえかぜに ほろよいの こころもちよく うかうかと 浮かれ烏(からす)のただ一羽 ねぐらへ帰る川端で うかれがらすの ただいちわ ねぐらへかえる かわばたで 竿の雫か濡れ手で粟 思いがけなく手にいる百両 さおのしずくか ぬれてであわ おもいがけなく てにいるひゃくりょう (呼び声)おん厄払いましょう、厄おとし おんやく はらいましょう やくおとし ほんに今夜は節分か ほ
2015/02/16 リンク