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「洞窟ばか」書評 底もゴールもない未知への挑戦|好書好日
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「洞窟ばか」書評 底もゴールもない未知への挑戦|好書好日
洞窟ばか―すきあらば、前人未踏の洞窟探検 [著]吉田勝次 運命の力が作用して、なるべくして洞窟探検... 洞窟ばか―すきあらば、前人未踏の洞窟探検 [著]吉田勝次 運命の力が作用して、なるべくして洞窟探検家になった「俺」は高校を辞めるまでは無謀なアウトロー的人間であり、直感に従った行動で危険な目にも遭うが、彼を導くことになる運命は時に試練を与えながら彼の肉体と精神を強固なものに鍛え上げ、洞窟探検家としての不屈の人格を自力と他力の両輪に噛(か)み合わせながら、未知の驚異の世界の入り口へと読者を誘う。 その探検の過程にはハラハラドキドキ。本書の描写がコントロールされた感情に裏付けされているように、洞窟内での行動は常に冷静さが求められる。 彼の人生は一見、衝動的で向こう見ずに思えるが、実は高所恐怖症で闇を恐れる。その性格は洞窟探検家に向いていないように思えるのだが、だからこそ、未踏の未知の風景を現実の領域に取り込み、とんでもない危険に挑戦してしまうものの、感覚と理性のバランスよく常に無事に帰還するの