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「境界線の学校史」書評 縦横に分けられ 揺れ動く教育|好書好日
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「境界線の学校史」書評 縦横に分けられ 揺れ動く教育|好書好日
境界線の学校史 戦後日本の学校化社会の周縁と周辺 [編]木村元 編者のあとがきによれば、タイトルに... 境界線の学校史 戦後日本の学校化社会の周縁と周辺 [編]木村元 編者のあとがきによれば、タイトルには苦心したという。しかし、とても良いタイトルだと思う。 公的な教育制度は確立されたもののように見えるが、決して自明ではない。第一に、何がそれに含まれ、何は含まれないかという境界線が絶えず引き直されてきた。二つ目の境界線は、制度内部における、何をいつどのように教えるのかに関する縦横の線引きである。こうした、制度内外を区切る境界線上に置かれてきた諸事象の歴史を、本書の各章は丹念にひもといている。 前者の境界線を扱う第1部では、夜間中学、定時制・通信制高校、外国人学校が、また後者を扱う第2部では、道徳教育としての生活指導、中学校の職業教育、工業高校における専門教科が、主題とされている。 特に印象的な記述の一つは、夜間中学をめぐる運動史の中で、低学力の生徒を切り捨てる差別の場になってしまうのであれば夜