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不当な支配に服することなく―映画「教育と愛国」が問うもの 松本創さん寄稿|じんぶん堂
記事:筑摩書房 映画「教育と愛国」を監督した斉加尚代さん(毎日放送報道情報局ディレクター) 書籍情... 記事:筑摩書房 映画「教育と愛国」を監督した斉加尚代さん(毎日放送報道情報局ディレクター) 書籍情報はこちら 日本の学校は心を育てるところではない。政府が選んだ事実や認められた思想のみが教えられる。教育の目的は、同じように考える子どもの大量生産である 公開中のドキュメンタリー映画「教育と愛国」(斉加尚代監督)の冒頭、古いモノクロ映像とともに英語のナレーションが流れる。太平洋戦争末期にアメリカで作られた国策映画。そこに映る日本の戦時教育は確かに異様だ。だが、これは敵国への恐怖と憎悪を煽るプロパガンダに過ぎないのだろうか。77年前に終わった過去だと片づけられるだろうか──。 右派の標的になり教科書会社は倒産、学校には大量の抗議はがき 「教育と愛国」は、大阪の毎日放送(MBS)で記者/ドキュメンタリーディレクターとして20年以上学校現場を取材してきた斉加監督が、2017年に制作した同名の番組をも
2022/07/05 リンク