『精神の自由ということ―― 神なき時代の哲学』アンドレ・コント= スポンヴィル著/小須田 健、コリーヌ・カンタン訳(紀伊國屋書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
エントリーの編集
![loading...](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/common/loading@2x.gif)
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
『精神の自由ということ―― 神なき時代の哲学』アンドレ・コント= スポンヴィル著/小須田 健、コリーヌ・カンタン訳(紀伊國屋書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
![アプリのスクリーンショット](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/entry/app-screenshot.png)
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『精神の自由ということ―― 神なき時代の哲学』アンドレ・コント= スポンヴィル著/小須田 健、コリーヌ・カンタン訳(紀伊國屋書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 「信じる人にも、信じない人にも」 玄侑宗久(作家・福聚寺住職) この本のタイト... →紀伊國屋書店で購入 「信じる人にも、信じない人にも」 玄侑宗久(作家・福聚寺住職) この本のタイトルを見れば、たいていの禅僧は振り向くだろう。「精神の自由」とは、禅の中心テーマでもあるからだ。そして本を手にとって目次を見ると、簡潔な章立てだけが書かれている。曰く「宗教なしですませられるだろうか」「神は実在するのだろうか」「無神論者のための精神性とはどのようなものか」。じつにシンプルにこの本の内容が告げられている。そう、この本は、無神論者である著者が、誇り高き無神論者としての精神性を追求したもので、人間の外部に拝む対象をもたない禅とどこかで通底している。 なるほど、世界は今、外側の神を礼拝する人々の宗教的な狂信や原理主義による殺戮(さつりく)に満ちている。また宗教組織の腐敗による犯罪の例にも事欠かない。しかし著者のスポンヴィル氏が無神論を標榜するのは、そんな現状を批判するためだけではない。