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『さとり世代―盗んだバイクで走りださない若者たち―』原田曜平(角川書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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『さとり世代―盗んだバイクで走りださない若者たち―』原田曜平(角川書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋ウェブストアで購入 「何事にも、そこそこに入れ込んで、そこそこに満足する若者たち」 さとり... →紀伊國屋ウェブストアで購入 「何事にも、そこそこに入れ込んで、そこそこに満足する若者たち」 さとり世代とは、今日の若者たちの特徴をうまく言い表したフレーズだと思う。もちろん「若者たち」といってもその内実は多様だし、ひと括りにすることに慎重な見方があるのは事実だ。だが相対的にみても、急激な社会変動を遂げてきたこの社会においては、まだまだ世代論は有効な分析視座だと思う。 著者の原田氏は、「ゆとり世代」を読み替えた呼称として、「さとり世代」を定義しようとする。評者もこの見方には賛成だ。 大学で教鞭をとってから10年目を迎えるが、巷での悪評とは違い、実際に接してみた印象として、評者はゆとり世代を肯定的に評価してきた。学力の面ではさほど変化はないが、それ以外の面では、明るくて自信に満ち溢れた学生が多くなった印象がある。 もちろん、この自信の裏側にさしたる根拠のないところがこの世代の弱点でもあるのだ