わたしの文章修行 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

文章読本の類を読むようになったのはいつごろだったろうか。中学かあるいは高校の時分だったように思うがよく覚えていない。最初に読んだのが丸谷才一だったのは覚えている。それからとくに自覚的に選ぶということはなくたまたま目にとまったもの手にふれたものを読んできたのだけれど、それは体系だった仕方ではないにしてもわたしの文章の読み方書き方に影響を与えたことに振り返って気がつかされる。 はてなダイアリーで文章の書き方についての諸説が先日来にぎわっているのをみて、自分がいままで通り過ぎてきたそういう書物について、論じるというのでもなく、むしろものづくしのように並べてみたいとおもった。以下、記憶に頼って書くので洩れもあるのかもしれない。たとえばあの谷崎の『文章読本』、有名な本でもありどこかで読んでいてもおかしくないのだが、しかしわたしには谷崎を読んだという記憶がない。あるいは記憶の底に沈積しているのかも知れ

[keiseiryoku]

時期外れブクマ／金井美恵子『文章教室』……は小説だがタメんなる。真似しがたいが。

[namikawamisaki]

ブクマ遅（略

[ch1248]

Brittyさんが文章上手いだけにとても説得力のあるエントリ。参考にする。

[rieronlibrary]

これらの書物はどこがどう、と覚えていなくてもよいから10代の早いうちに（つまり中学生の頃に）一度読んでおくことをお勧めしたい。自分の文章スタイルにおける源になり得るからである。

[shig-i]

修行が足りないなあ

[Arturo_Ui]

目指すべきは「自分自身にとって自然なリズムで朗読できる」文章。同時に、そう感じる文章を「お手本」にすべきです。あとは積み重ねあるのみ。書き方に迷ったら「なるべく簡潔明瞭に」と考えましょう。

[pollyanna]

文章読本の類は、中学生〜高校生くらいのときに読んだけれど、自分の文章に役立てられたかなあ。『文章読本さん江』 を楽しめる程度には読んだ！／幸田文『闘』を全写し、というのをやりました。中学３年の頃。

[Meat_eating_orchid]

斎藤美奈子の『文章読本さん江』は一冊で40冊分くらいの文章読本の概要がわかるから便利。っていうか、ぶっちゃけこれ一冊でよくない？

[yuuboku]

すいません、斎藤美奈子から文章読本に入った人です私……orz

[taroleo]

次が予測できるように書くのが読み手に親切。意識して書くようにしてみよう。

[kanimaster]

「文章読本」についてまとめた記事→http://tdf001.blog78.fc2.com/blog-entry-196.html

[YMZ]

文章読本っていくつか読んだけれど自分が書くにあたり参考にしたものってないなあ。だからたぶん中学生くらいから進歩してないと思う。

[watanabefree]

今の僕にとって、文章修行という文字が躍ったこのエントリはブックマークせざるを得ない。

[doramao]

井上ひさしくらいだなぁ、読んだの。皆様の教養が眩しいでゴンス／c_c様、同感です。基本があってこその、あの文体なのですよね。裏山死遺

[islecape]

『作文技術』は素人の文章に妙に噛みついて引く人もいるようですが（cf.『「分かりやすい文章」の技術』講談社ブルーバックスp105）『貧困なる精神』とか読むと「あれが普通なんだ」と納得できます。あらかじめ警告。

[F-name]

本多の書籍は必須。どうしても買いたくなければ誰かから聞くべき。