小沢健二「流動体について」 - bronson69の日記

三寒四温の意味を肌で知るような一週間。 今週は毎日泣いていた。別に頭がおかしくなっているわけではない。「流動体について」を毎日聴いているからだ。何度聴いても、そのたびに信じられないような気持ちになる。熱いものがこみ上げてくる。どうしてもこの感動を言葉にしておきたいので、書いてみることにする。少し長くなるけれど。 フリッパーズ・ギターは、「この世界にはたった一つだけ本当のことがある、それは『本当のことなんて何一つ無いんだ』ってことだよ」と笑いながら宣言するアンファンテリブルだった。彼らは本当のこと、わかり合うこと、絶対、永遠、真実、皆が信じていたそういう「大きな物語」全てを否定して、最高にカッコよく最高にパンクなやり方でポストモダンを体現してみせた。この世界には根拠なんてない、僕らの人生に意味なんてない。そう宣言して、砂漠のような廃墟の中で戯れ、戯れることで空虚さから逃げ続けた。 世界はこん

[sumika_09]

素晴らしい解説。流動体についての歌詞がようやく腑に落ちた。

[xuexikuaile]

解説読んで泣いてしまった...

[syofuso]

とても共感しました。オザケンの音楽は続いてる。

[kart0408001]

自意識の問題を乗り越えて飛び込んでみたら大丈夫なの、なんとなくわかる。

[MommysTalk]

分かる。言葉に出来なかった事を言葉にしてくれてる。