エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
バラエティや「悪役」だけではない 中尾彬は卑小な男を演じても抜群だ――春日太一の木曜邦画劇場 | 文春オンライン
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
バラエティや「悪役」だけではない 中尾彬は卑小な男を演じても抜群だ――春日太一の木曜邦画劇場 | 文春オンライン
1971年(103分)/松竹/3080円(税込) 中尾彬といえば、晩年はバラエティ番組への出演が目立っていた... 1971年(103分)/松竹/3080円(税込) 中尾彬といえば、晩年はバラエティ番組への出演が目立っていたが、俳優として多くの方が印象を抱くのは、やはり「悪役」だろう。 貫禄たっぷりの顔とシルエット、野太い声、ギラついた眼差し――全てにおいて押し出しの強さを感じさせ、多くのテレビドラマや時代劇などで主人公たちの前に立ちはだかってきた。ただ、彼の演じる悪役は、たとえば小沢栄太郎や安部徹が演じるような「頭の先から足先まで徹頭徹尾、揺るぎない悪」というのは意外と少なかったりする。 強面な表側の一方、その裏側に巣くう不安や見栄といった「人としての小ささ」を奥底から醸し出す芝居が抜群に上手く、そのことが演じる役柄になんともいえない人間臭い魅力をもたらしていた。 今回取り上げる『内海の輪』でも、そうだった。悪巧みをしながらも不安に駆られ、それでもなおその心情を必死に隠そうとする――そんな、中尾彬の「