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北京冬季五輪に燃料電池車1000台 EV大国・中国でFCVブーム?
水素燃料は北京冬季五輪における人の移動も支えている。選手や関係者の移動手段として約1000台もの燃料... 水素燃料は北京冬季五輪における人の移動も支えている。選手や関係者の移動手段として約1000台もの燃料電池車(FCV)が投入された。中国商用車大手の北汽福田汽車は崇礼競技区に水素バス515台など、トヨタ自動車は水素マイクロバス「コースター」107台、2代目「ミライ」140台を供給した。 水素を燃料とすることで、走行距離1万km当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を約11.8トン削減できるという。中国政府は五輪を舞台に、カーボンニュートラルに向けたグリーンエネルギー活用の取り組みを世界にアピールしている。 走行時にCO2を発生させないFCVは電気自動車(EV)に比べて航続距離が長く、燃料充填時間が短い利点がある。また、EVは寒冷地や山地で電池性能が低下しやすい課題があるため、気温が低い北京冬季五輪会場ではFCVが最適だった。 こうした国家レベルの産業推進策の実行と歩調を合わせるように、地方政府も
2022/02/19 リンク