小さな復讐 - ちるろぐ

あまりにも無惨な最期だった。 死体は窓ガラスに激突してこと切れていた。頭部は著しく損壊して、もはや性別の判断もつかない。胴体はありえない方角に捻じ曲がり、千切れた四肢がその衝撃の激しさを物語っていた。 現場を目のまえで目撃してた母娘は、呆然と中空に停止していた。 モス「チュウがやられた」 ヤブ「なに！？昼間の飛行は禁止だと言ったはずだぞ！」 モス「よっぽど腹が減っていたんだろう。目を離したスキに、フラフラ出ちまった」 ヤブ「やられたのか…」 モス「ああ」 ヤブ「血は！？ 血は流れていたのか…？」 モス「いや」 ヤブ「一滴もか？」 モス「一滴もだ」 ヤブ「じゃあ、チュウは、たったのひと刺しも出来ずに死んじまったのか…」 モス「そういう事だ」 ヤブ「なんで血なんだよ…他の奴らは、木の実とか葉っぱで生きられるのに…」 モス「そうだな」 ヤブ「命張ってメシ食いに行って、しくじったら壁にBANかよっ

[cild]

書きました

[houyhnhm]

ペッ

[fumikef]

女性の会話には見えないのが残念だ。（血を吸うのは雌の蚊のみ）／腐女子の一人称「俺」と思えば・・・ワンチャン。

[chocolaterock]

ペッを見に来た

[yutoma233]

私小説ならぬ蚊小説。勢いが面白い。

[kamenoiwa]

続くのか！？

[zariganiindustry]

続きを早く！

[karukaru7]

伊藤潤二「潰談」かな？

[akihiro5]

世にも奇妙な文章

[run30s]

ワッフルワッフル

[keisolutions]

面 白 い ！