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『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』感情移入がもたらす映画の力とは|CINEMORE(シネモア)
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『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』感情移入がもたらす映画の力とは|CINEMORE(シネモア)
ジャンルにとらわれないアプローチ 『この世界の片隅に』は一人の女性の暮らしを見つめたホームドラマだ... ジャンルにとらわれないアプローチ 『この世界の片隅に』は一人の女性の暮らしを見つめたホームドラマだと思う。戦争という時代を生きざるを得なかった、あくまでも個人や家族の物語である。戦争を俯瞰し大局的に語るのではなく、市井の人々が直面する現実と、それでも生きていかなければならない人間の根源的な営みを描いている。戦争が悲惨で痛ましいものだと声高に訴えることなく、結果としてこんなにも戦争を痛感させるアプローチは今までにあまり無かったのではないだろうか。 一見、全く違うジャンルのように思えるハリウッド大作でも、アプローチが似ている作品はあるのではないだろうか。第二次世界大戦下の物語であるクリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』(17)も各個人にフォーカスした構造を取っている。『ダンケルク』はIMAXカメラを用いた高解像度のリアルな映像で、必死に逃げるしかない戦場の様子をそのまま切り取った作品であ