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体操教室や講座で「自分の腰の辺りが、ゆがんでいるなあと思いますか?」と聞くと、ほとんどの人が手を... 体操教室や講座で「自分の腰の辺りが、ゆがんでいるなあと思いますか?」と聞くと、ほとんどの人が手を上げます。 「脚の長さが違う」「必ず右を上にして脚を組む」「産後、尾骨が床に当たって痛い」など気になることがある人もいれば、何となくそんな気がするという人までいろいろですが、はっきり左右の違いが感じられたり、何か不都合があったりする人は、そのために膝や腰の具合が悪くなることがあるので、できるだけ腰周りを整えておいた方がいいと思います。 ◆整えるポイントは3つ 腰周りの状態を決める要素はいくつかあるので、ゆがみの出方も人それぞれ。例えば私は右脚が長く、右を上にして脚を組むのが楽ですが、同じように右が長いのに左を上にした方が楽な人もいます。そのため、私が教室や講座で紹介しているのは、脚の長さ、足先の向き、脚を組んだときの組みやすさ、の3つの要素に分けてチェックし、一つずつ整えていくという方法です。