【９８年】横浜 優勝する : De速

【横浜４－３阪神】いつもは黄色いメガホンが場内を埋め尽くす阪神甲子園球場。レフトスタンドの上段、たたみ一畳程度しか青く染まらない普段のベイスターズ応援席が、この日に限っては全く別空間となった。平日にもかかわらず、横浜から大挙押し寄せたファンによって、球場中がマリンブルーに染まった。 シーズン２ケタ得点１７回を記録したマシンガン打線が打ちまくり、ここまで４４セーブをマークした“大魔神”佐々木主浩投手を擁してついにマジック１。９日からの横浜スタジアムでの中日戦に勝って、悲願の地元優勝も捨て難かった。しかし、勝負は勝てる時に勝たないと流れは変わる。１８勝８敗と相性のいいタイガース相手に権藤博監督は「（他の投手と）モノが違う」と高く評価していた、斎藤隆投手を先発に起用。勝負に出た。 試合は重苦しい展開で進んだ。７回まで３－２で阪神がリード。８回、横浜はようやく二死満塁チャンスをつかんだ。打者は打率

[zaikabou]

今日は優勝記念日やね…