日本建築のお寺などの屋根の曲線（カーブ）は、上からボールを落とした時に最も速く転がり落ちる曲線で、造られているそうですが何という名前... - Yahoo!知恵袋

寺の屋根はボールを速く落す競技にはロンドン五輪でも使われておりません。雨水を速く落す目的だと思いますので、以下雨水と表現します。 屋根の反りの曲線は、雨水がより早く流れ落ちるように、特別のカーブで造られています。 それは円弧の曲線ではないのです。ロープの両端を持って斜めに垂らした時のカーブで、”縄だるみ曲線”と表現するらしいです。これが、数学的或いは物理学的な表現になるといわゆる”最速降下曲線”つまり”サイクロイド曲線”と言うらしいですが、厳密に言うと「近似している」との表現らしいです。 この曲線だと、屋根は上部ほど急勾配になりますから、最初から雨水の流れに勢いがつき、水は早く落ちる訳です。直線や円弧のよりも、このカーブの方が雨水は早く落下します.そうなれば、屋根は下部は緩い勾配でもいいのです。ですから外観的に堂々とした荘厳さを観る者に与えることが出来ます。一石二鳥という訳です。 ”縄だる