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徳川家康公が詠まれた和歌について・・・ - 和歌全般に詳しくありませんので、ご教授頂ければ嬉しいのですがよろしくお願い致します。... - Yahoo!知恵袋
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細川幽斎年譜によれば「文禄三年二月二十九日関白殿吉野のはな御覧のとき人々五首のうたつかうまつりけ... 細川幽斎年譜によれば「文禄三年二月二十九日関白殿吉野のはな御覧のとき人々五首のうたつかうまつりけるに」とあり、「はなのねかひ」「はなを散らさぬ風」「たきのうへの花」「神のまえの花」「はなのいはひ」の題であったようです。 「花を散らさぬ風」で伊達政宗は「遠かりし花の梢も匂ふなり枝にしられぬ風やふくらん」と詠み、蒲生氏郷は「おさまるるきみの御世とて御吉野の花も散らさで春風ぞ吹く」と詠んだそうです。 さて、なぜ「の」と「は」の違いが生じたのか。私の当て推量では、大き目の「ハ」と小さ目の「の」は筆で書くと似ているので、読み間違えたのかもしれないと思います。 さて、この歌は「咲く花を散らさじと思ふ。御吉野の心あるべき春の山風」と二句で切れます。 「咲く花を散らすまいと思う。み吉野の暖かい思慮があるはずの春の山風は」 と倒置法になっています。「美吉野の、愛情豊かな春の山風は、咲く花を散らさないようにと