エントリーの編集
![loading...](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/common/loading@2x.gif)
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
第97回 「針」と「鍼」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
![アプリのスクリーンショット](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/entry/app-screenshot.png)
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
第97回 「針」と「鍼」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
旧字の「鍼」は、「シン」という音を表す「咸」に「金へん」がついた文字で、いわゆる形声文字だと考え... 旧字の「鍼」は、「シン」という音を表す「咸」に「金へん」がついた文字で、いわゆる形声文字だと考えられます。新字の「針」は、取っ手のついた「はり」を表す「十」に「金へん」がついた文字で、いわゆる会意文字だと考えられます。旧字の「鍼」は漢の時代より以前から使われていましたが、新字の「針」は南北朝時代(5~6世紀頃)までしか遡れないようです。 昭和17年6月17日、国語審議会は標準漢字表を、文部大臣に答申しました。標準漢字表は、各官庁および一般社会で使用する漢字の標準を示したもので、部首画数順に2528字が収録されており、新字の「針」が金部に含まれていました。しかし、旧字の「鍼」はカッコ書きにすらなっておらず、標準漢字表のどこにも収録されていなかったのです。昭和17年12月4日、文部省は標準漢字表を発表しましたが、そこでも新字の「針」だけが収録されていて、旧字の「鍼」は含まれていませんでした。