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第116回 漢字は消えても | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
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第116回 漢字は消えても | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
ベトナム語には、日本語の影響も随所に見受けられた。空っぽのオーケストラに由来する「KARAOKE」は、街... ベトナム語には、日本語の影響も随所に見受けられた。空っぽのオーケストラに由来する「KARAOKE」は、街中で頻繁に見られたし、「HONDA」などの企業名もすっかり風景に溶け込んでいた。 飛行場では、掲示板に「THỦ TỤC」とある(第104回)。これは和語の「てつづき」が「手続(き)」と表記され、中国語に移入され、そのまま「ショウシュー」のように音読みされた。東遊運動などによって直接日本から、という可能性もあるが、おそらくはその中国語が他の語と同様にベトナムにも伝播し、漢字をベトナム漢字音(漢越語)で読み換えてローマ字で書かれた、という漢字表記を介して何段階もの発音の変遷を経たものだ。 そうしたもののほかに、学生たちに「カウラクボ」は分かるかなと聞いてみたところ、知っているとのこと。英語「club」との対応も分かる人がいるようだ。これは実は明治期に日本人が「倶楽部」と当てたものが、ベトナム