エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
山下芳太郎(27) | タイプライターに魅せられた男たち・第172回(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
山下芳太郎(27) | タイプライターに魅せられた男たち・第172回(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
1917年10月24日、山下たちの乗るコリア丸は、ハワイ準州のホノルル港に寄港しました。ここで委員会一行... 1917年10月24日、山下たちの乗るコリア丸は、ハワイ準州のホノルル港に寄港しました。ここで委員会一行は、日系人たちの熱烈すぎる歓迎を受けることになります。在ホノルル総領事の諸井六郎が主催する晩餐会で、山下たちは、その理由の一端を知ります。ヒントは、晩餐会でのピンカム(Lucius Eugene Pinkham)知事の談話の中にありました。ハワイの人口は23万人程度なのだが、うち日系人が11万人もいるというのです。これらの日系人は、入植初期は労働者ばかりだったのが、徐々に資本家も増えており、それがまた新たな日系人を呼んでいる、ということでした。日本人は通商の拡張に熱心な国民であり、もちろんハワイは、日本人との通商を歓迎する、というのです。ピンカムの談話には、多少の誇張は含まれていたものの、ハワイにおける日系人の立場、あるいは、その背後に見え隠れする排日運動を、微妙に示唆していました。 1