昭和初期の貴重な木造ゴシックの教会、市民の手で復元保存 CF活用：朝日新聞デジタル

昭和初期に建てられた木造ゴシック様式建築で知られるカトリック清水教会聖堂（静岡市清水区）が7月末にも解体を終え、専門家や地元住民らが別の場所での復元を進める。聖像や資材を展示して広く知ってもらったり、資金をクラウドファンディングで募ったりして、市民の手で再建を目指す。 清水教会聖堂は1935（昭和10）年、フランス出身のドラエ神父によって建てられた。西洋風のゴシック様式を日本の木造工法で建てた和洋融合の建築が特徴だ。平屋建て一部2階建てに二つの尖塔（せんとう）が立ち、地元のシンボルにもなってきた。 しかし、老朽化が進み、耐震強化も必要だったため、教会を管理するカトリック横浜司教区は建て替えを決めた。住民や建築家らは「歴史的・文化的価値が高い」と保存を求め、司教区から移築による保存を了承された。昨年4月には一般社団法人「旧カトリック清水教会聖堂の木造ゴシック建築を活かす会」をつくり、復元を目

[quelo4]

“老朽化が進み、耐震強化も必要、カトリック横浜司教区は建て替えを決めた。住民や建築家らは「歴史的・文化的価値が高い」と保存を求め、司教区から移築による保存を了承された。昨年4月には一般社団法人”