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波 林雄司「腹に響く没入装置」| 新潮社の電子書籍
バーチャルリアリティ装置を体験したことがある。 専用の小型ディスプレイを頭に装着すると360度の映... バーチャルリアリティ装置を体験したことがある。 専用の小型ディスプレイを頭に装着すると360度の映像を見ることができるのだ。周囲に広がるのは海辺だったり、城のなかだったり。まるでそこにいるかのような没入感を得ることができる。 この「ビニール傘」もそれに負けないぐらいの没入感が得られる小説である。 バーチャルリアリティ装置は外せば「あーおもしろかった」で終わりだが、本書は読み終わってもその感覚が消えない。手に小説のなかのギシギシとした手触りが残っている。 幹線道路の路肩にたまる黒い粒を、陽の当たらない部屋で寝ている女の髪を、ユニットバスの便座の裏にこびりついているであろう汚れを。書いてないところまで思い出せる。 この没入感を出すために著者は細かく何度もディテールを描き込んでいる。 そして小説から空間と時間のつながりも抜いてしまった。辻褄から解放された生活の断片はより一層エッジが際立って高解像
2017/08/09 リンク