女性が会社で光るには 男女平等には程遠く/教育ニュース - 教育情報サイトeduon!

日本で男女平等が叫ばれて日は立つが、現実には程遠いことが改めて分かった。世界経済フォーラムの「男女格差指数」によると、日本の男女平等の程度は135か国中101位。先進国の中では異常な数値だ。 この大きな要因と言われるのが経済分野での女性の立ち位置。役員に占める女性の割合はたったの1%。管理職も10%にすぎない。それでは女性の活躍の場を広げるにはどのようにすればよいか? 日産自動車は経営戦略として国籍や性など人材の多様化（ダイバーシティー）を打ち出し、04年から女性を積極的に生かす組織作りに取り組んでいる。採用に関してエンジニア部門で15%、非エンジニア部門で50%を女性にするガイドラインを設定。管理職も17年4月に10%の目標を掲げる。 管理職候補の女性の育成進めるため、課長級のキャリアアドバイザー2人を配置。全体で育成計画をつくり、課題解決のための実践的な講習も実施する。同社では04年に