喪服を通じ、子どもに命の大切さを＠着物えり正

2012年03月23日10:58 カテゴリ正式な礼装としての着物家紋 ･ 女紋 家紋・女紋２｜あなたが先祖から受け継ぐ「紋」が付くから、着物だけがあなたの礼装です。 （１） 家紋とは「ご先祖さま」を表すシンボル - 出自や血縁を示す家紋は「心を伝承」するカタチ - 紋章は西洋・東洋を問わず、人物が所属する社会集団の“標識”として機能していました。日本では、明治時代まで庶民は姓を名乗ることを許されておらず、家紋が「家系や血縁」を表す手段であり、家族のシンボルでもありました。 日本人は先祖を「心の拠り所」にすることで、家族が結束できていました。だから、家紋は先祖を意識させてくれる家の象徴であり、女紋も同じく女系の先祖を意識させてくれる血縁の象徴でした。また、父や祖父から継承した家紋を、あるいは母や祖母から継承した女紋を子供へ譲る行為を通じて、両親はその受け継がれた「心」を伝承させました。 その