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天国のお母さん、お父さんへ。 - 氷の上のさかな
小五で母親を亡くした時、葬式後に寺の住職から、飼い犬のポインターが赤ちゃんを産んだから見に来なさ... 小五で母親を亡くした時、葬式後に寺の住職から、飼い犬のポインターが赤ちゃんを産んだから見に来なさいと声が掛かった。その理由はわからなかったが、少しでも慰めになるだろうという気遣いからだったかも知れない。お言葉に甘え姉に伴われ見に行くと、寺の境内に犬小屋が設置してあり、中を覗くと犬の赤ちゃんが沢山うごめいていた。聞けば産まれたのは11頭だったとか。 「可愛いでしょう?」 「可愛いですね」 「うん、可愛い」 まだ無邪気な子どもの時分である。恐らくこういった他愛のない会話がなされていたに違いない。 「見たね、もう、十分に見たね?」 いや、実際にそう言われたわけではなかったかも知れない。ただ記憶の断片にはその様に言われた覚えが残る。 「それじゃ、またね」 そう、一方的に別れを告げられもう帰る様に促された。 姉が運転する帰りの車の中で、 「何しに呼ばれた?子犬が産まれたことを自慢したいだけ?てっきり