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概説書/教科書の使い方―flapjackのbookmarks
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概説書/教科書の使い方―flapjackのbookmarks
読書能力の発展段階を<①論理を追うほどの能力がないので、適当に名句のようなものを探し当て、そこだけ... 読書能力の発展段階を<①論理を追うほどの能力がないので、適当に名句のようなものを探し当て、そこだけに過剰反応する>→<②論理が追えるようになり、ついつい性急に結論部を探してしまう>→<③全体が見渡せるようになり、細部をじっくり楽しむ余裕ができるようになる>というふうに三段階に分けるとすれば<以下略> そのとおりだなあと。この場合E.H.カー『歴史とは何か』という名著について書かれているわけだが、概説書とか教科書についても同じようなことがいえるような気がする。もちろんその概説書というのも分野によっていて、経済学とかだと、初級をきっちりマスターして次、みたいなふうに段階を追っていく必要があるのだろうけど、人文系だとそういうわけではないというか。もとの少し話がずれるのだろうけれども、ちょっと書いてみよう。 自分のことを振り返ると、人文系の概説書/教科書というのは初心者が読むべきものとされているの