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総督府のひとびと - 書痴の廻廊
鉄道部の村儀(むらよし)は、とにかく色の黒い男であった。 おまけに顔の彫りも深い。 弥生人との交配... 鉄道部の村儀(むらよし)は、とにかく色の黒い男であった。 おまけに顔の彫りも深い。 弥生人との交配を経ず、縄文人がそのまま現代に生き残ってしまったような骨柄で、それだから外来客が総督府内で彼を見かけたりすると、 「生蕃(原住民)を官途に就かせているのか」 いくらなんでも時期尚早、性急に過ぎる措置ではないか――と。 危惧と驚愕を綯い交ぜにして迫るのが、半ば約束事になっていた。 しかるのち、彼が純然混じりっ気のない日本人だと聞かされて、繰り返し驚けるという寸法である。 (Wikipediaより、台湾原住民の一氏、ツォウ族の青年) ある種の名物男といっていい。 しかし当人の胸中たるや、果たしていかばかりであったろう。 蔭ながら苦痛に思っていたのか、それとも「猿」と呼ばれた太閤秀吉の故事に倣って、なあに渡世の道具としては中途半端な美形よりこちらの方が優れていらァ、一度見たら忘れられない面だからなと
2021/04/21 リンク