エントリーの編集
![loading...](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/common/loading@2x.gif)
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
![アプリのスクリーンショット](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/entry/app-screenshot.png)
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
我は越後の天狗也 - 書痴の廻廊
姓は石黒、名は政元。 どこぞの軍医総監殿と同じ名字であるものの、血のつながりは特にない。 越後国の... 姓は石黒、名は政元。 どこぞの軍医総監殿と同じ名字であるものの、血のつながりは特にない。 越後国の産である。 物心ついた時には既に、彼は己の特性をはっきり自覚し終えていた。 どんな高所に立とうとも、少しも恐いと思えない。 他の童が脚を竦ます年代物の吊り橋を、鼻歌まじりに踏破する。家の屋根でも、鎮守の森の御神木でも、するする登って下界の眺めを楽しめる。なんならごろりと寝そべって、昼寝だって出来るのだ。 (『北越雪譜』より) 「坊ッ、危ない!」 良識的な周囲(まわり)の大人が悲鳴まじりに叫んでも、蛙の面に小便で毫も性行を改めぬ。どころかそういう年長者の狼狽を、 (どこが危ないのだ、こんな簡単な遊びの、どこが) と、内心大いに滑稽がって嘲笑している風があり、まあその意味で、手のつけられない悪童(ワルガキ)だったといっていい。このため徐々に周囲も彼を面憎く思うようになり、 「あんな奴めはいっぺん足