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2008-08-23
発売以来あちこちで絶賛されていた、佐野眞一『甘粕正彦 乱心の曠野』(asin:4104369047)ようやく読了... 発売以来あちこちで絶賛されていた、佐野眞一『甘粕正彦 乱心の曠野』(asin:4104369047)ようやく読了。 なるほどこれは大著の力作だ。凄い。その感想を無理やり一言で書けば―― 「やっぱり、屈折のある奴の愛国心は面白い」 ――ということに尽きる。不謹慎かも知れないけどね。 甘粕正彦は『拝啓天皇陛下様』の山田二等兵のような落ちこぼれではない。陸軍きっての秀才だったが、事故で脚を負傷し、エリートコースの歩兵課を外れて憲兵になった。それがさらに無政府主義者大杉栄虐殺の汚名をかぶって生き、満洲国の暗部を背負うことになる。 本書中では、大杉栄虐殺事件後の甘粕が、当時の愛国者にありがちな通俗的な自画自賛の日本民族優越論を痛烈に突き放していたり、国民から軍神に祭り上げられた日露戦争の乃木希典大将をあっさり酷評していたりと、当時の日本軍人としてはかなり冷静な人物だった傍証を大量に挙げつつ、その一方