「45歳定年制」が波紋…そもそも「正社員」の地位は会社によって守られすぎている（赤木 智弘） @gendai_biz

企業側の思惑はハッキリしている 経済同友会のセミナーで、サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、経済の活性化と成長のために従来型の雇用モデルから脱却するために必要であるとして触れたことから一気に話題になった「45歳定年制」。 これに対して経団連の十和田会長は、法律で60歳未満の定年は禁じられているとした上で、新浪氏の人材流動化の必要性を論じたものとして評価した。 この45歳定年制。企業側の思惑は実にハッキリしている。 正社員の給料というのは「賃金カーブ」に基づいて決定される。 賃金カーブは若いときには給料が安く、勤続するにつれて徐々に上がっていき、50代になって最大化される。 いわば、若いうちには給料も安く苦労をするが、一生懸命頑張って勤め上げれば給料も役職もあがり、それなりに満足いく待遇になっていくというモデルである。 なので、この50代という労働者にとって有利な賃金ゾーンに入る直前

[paravola]

（竹中さんかと思った）非正規フリーライターの僕は大賛成である／パソナのような人材派遣会社が急成長できたのも「正社員はいらないが、労働力は欲しい」という企業の要望をしっかりと汲み取ったからである

[maturi]

先に真っ当な社会保障を稼働させないと、多くの人が路頭に迷うだけになるだけになる。 今は社会保障という足場がボロボロなので、それを安心して立てる足場に切り替えるのが先である。

[toro-chan]

「真っ当な社会保障に変化する」?絶対にありえない。正社員が守られなくなったら、他はもっとポイ捨てになるだけ。どうして他が良くなると思うのだろう?