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霊薬十二神丹 - U´Å`U
上杉家家臣の平田助次郎は十五の頃、喧嘩で男根を切り落とされるが、弟伊織が用意した十二神丹という霊... 上杉家家臣の平田助次郎は十五の頃、喧嘩で男根を切り落とされるが、弟伊織が用意した十二神丹という霊薬の力で切り落とされた男根はもとの場所に無事貼り付き、以来何十年も容姿は若者のまま主君の寵愛を受け、戦場での活躍もめざましい生涯を送る。と、筋だけ見るとどうでも良い話なんだけれども、石川淳の手にかかるとなんとまあ、素敵に仕上がることだろう。構成が云々ではなく、単語をどう連ねるかという一点に関して本作は傑作だ。ページをめくるのがもどかしくなる、わけではない。たゆたうペースで文字列を読み進めるのが気持ちいいのである。 もちろん趣向としても面白い点があった。それはたとえば導入部だ。本作は著者が以前、旅行した折、茶店の主人から聞いた口碑をもとにしたと書かれている(たぶんフィクション)が、それをどうやって思い出すかというところ。 さて、こういう無用の小事を、何十年後の今になって、どうしておもい出したものか