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第003回 図録を読む | 総合文学ウェブ情報誌 文学金魚 ― 小説・詩・批評・短歌・俳句・音楽・美術・骨董・古典・演劇・映画・TV
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第003回 図録を読む | 総合文学ウェブ情報誌 文学金魚 ― 小説・詩・批評・短歌・俳句・音楽・美術・骨董・古典・演劇・映画・TV
骨董の焼き物好きは、図録を買っても写真ばかり見ていて解説は読まないことが多い。図録は一種の絵本な... 骨董の焼き物好きは、図録を買っても写真ばかり見ていて解説は読まないことが多い。図録は一種の絵本なのだ。別に怠惰なわけではなく、物フェチにとってはごく自然な流れである。骨董といっても焼き物は茶碗や皿などの実用品が多い。手に取り使って楽しむ完全個人所有の愛玩物なのだ。そのため骨董好きの興味は、自ずと自分が買った陶磁器が、いつ、どこで作られ、どのくらい珍しい物なのかを知ることに集中してしまう。たいていの場合、「17世紀初頭 桃山時代 唐津窯」といった時代・産地表記や、「この作例は比較的珍しい」というような短い解説を読んでニヤリとするだけで事足りる。逆に言えば、そんな骨董好きでも思わず読んでしまうような文章の書き手は相当な骨董の達人である。小林秀雄や白洲正子、土門拳といった名前が思い浮かぶが、それほど多くない。文章が素晴らしいのはもちろん、彼らはいずれも大変な骨董の目利きである。 僕も気がつくと漫