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自閉症の息子の言葉が消えた─。絶望する母の気持ちを支えた医師の一言【LITALICO発達ナビ】
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自閉症の息子の言葉が消えた─。絶望する母の気持ちを支えた医師の一言【LITALICO発達ナビ】
自閉症の長男が赤ちゃんの頃のことです。定型発達の双子の次男に比べ、長男は呼びかけに対する反応も薄... 自閉症の長男が赤ちゃんの頃のことです。定型発達の双子の次男に比べ、長男は呼びかけに対する反応も薄く言葉も出ませんでした。 そのころは長男が自閉症だとは診断されていなかったので、表情の乏しい長男と接することに不安を覚える毎日でした。言葉もなかなか出ず、「この子は何か障害があるのではないだろうか」─そんな思いが頭をかすめ始めていました。 しかし、2歳を過ぎた時、長男が朝ごはんを食べている最中に大きな声で言ったのです。 発音は聞き取りにくかったけれどついに言葉を話してくれた!とても嬉しかったことを覚えています。 それからしばらくごはん前になると「いただきます」と言うようになりました。このままどんどん言葉が増えていくんだと思っていました。 けれどある日ふと気づいたんです。「あれ、最近『いただきます』って言わないな」─。私は長男に「いただきますは?」と聞いてみました。