エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
緋袴と濃袴⑴ - 略本雑記
1.問題の所在 女房装束などの袴の色について,「未婚者は濃色*1,既婚者は緋色(紅色)*2」と言われる... 1.問題の所在 女房装束などの袴の色について,「未婚者は濃色*1,既婚者は緋色(紅色)*2」と言われることがある。 確かに,星野文彦『有職の話』など権威ある有職書を開くと,そのような使い分けが規定されており,絵画などで十二単を描く場合にも,この例に従うことがあるようである。 色は濃(こき=濃き紫)か,紅かである。未婚者が濃で,既婚者が紅である。 しかし,このドレスコードは,少なくとも絶対的なものではなく,せいぜい一つの基準に過ぎないように思われる。というのも,後に示すように,『源氏物語』や『今昔物語』など平安・鎌倉期の用例を見ても,この区別が守られていないのである*4。 それどころか,明治以前に書かれた書物の中で,「未婚者は濃袴,既婚者は緋袴」と規定するものは無く,むしろ「若年者は濃袴,非若年者は緋袴」「ハレの時は濃袴,ケの時は緋袴」と言った区別の方が,理由があるように思える。ネット上にも