豊洲地下水から基準160倍のベンゼン＝東京都が調査 （時事通信） - Yahoo!ニュース

東京都は25日、築地市場（中央区）の移転先となる豊洲市場（江東区）での地下水調査の結果、環境基準の最大160倍に当たる有害物質のベンゼンを検出したと発表した。 2014年11月に土壌汚染対策工事を完了して以来、最高の濃度だが、都は地上部の安全に問題はないとしている。 都は地下水調査を毎月実施し、今回は9～11月分を公表。ベンゼンのほか、環境基準を超えるヒ素や不検出が基準のシアンも出た。 建物1階と屋外で行った空気調査では、基準を超える有害物質は出なかった。豊洲の安全対策を検証する専門家会議は「（地上部は）科学的な安全が確保された状態」と評価した。