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いよいよ芥川賞が発表へ 『美しい顔』に“無断で使われた“被災者たちの胸中、そして文学とルポの違いとは(AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース
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いよいよ芥川賞が発表へ 『美しい顔』に“無断で使われた“被災者たちの胸中、そして文学とルポの違いとは(AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース
講談社が主催する「群像・新人文学賞」を受賞し、きょう発表される芥川賞の候補作にもなっている北条裕... 講談社が主催する「群像・新人文学賞」を受賞し、きょう発表される芥川賞の候補作にもなっている北条裕子さんの短編小説『美しい顔』。舞台は、震災直後の東北。幼い弟と避難所で過ごしながら、行方不明の母親を探している女子高生・サナエが主人公だ。サナエは被災者に群がるメディアに嫌悪感を抱くが、注目されることで支援が集まることを知り、苦しみながらもカメラの前で悲劇の少女を演じる。 『美しい顔』が描いたのは、震災、災害とメディア。そして、日常への復帰という被災者の葛藤だ。小説でありながらドキュメンタリーのような作品に、評論家の多くが賞賛の声を送った。 歴史ある文学賞での栄誉をデビュー作で勝ち取った北条さんは、受賞に際して「小説を書くことは罪深いことだと思っています。この小説はそのことを特に意識した作品になりました。それは、被災者ではない私が震災を題材にし、それも一人称で書いたからです。実際、私は被災地に行