FRBには今やタカ派しかいない - himaginary’s diary

とクリスティーナ・ローマー前CEA委員長が吠えた先月末のNYT論説が米ブログ界で話題を呼んでいる。その概要は以下の通り。 FRBの政策委員はこれまでハト派とタカ派に分類されてきた。しかし、今やFRBにはタカ派しかいない。FRBが失業と闘うことを最も声高に主張する者でさえ、インフレ率をFRBの暗黙の政策目標である2%よりかなり高くするような政策に反対している。 意見の真の分裂は、許容可能なインフレ率の水準にあるのではなく、インフレの原因にある。その分裂が、FRBの景気回復への支援を限られたものにしてきた。その分裂は、ローマーに言わせれば、実証派と理論派との間にある。 実証派は、その名の通り、実証結果に重きを置く。実証分析は、インフレの主な決定要因が過去のインフレと失業であることを示している。インフレは失業率は通常水準以下であれば上昇し、通常水準以下であれば下落する。通常水準が幾らかについては

[naokigwin]

ローマーさんの批判は日本の状況にもそのまま当てはまるなぁ。そしてより激しく叱咤されそう。"今や"どころか"過去を見渡しても"ハト派がほとんどいない。

[FTTH]

FRBに高橋がいるのか

[Cru]

"日本ではなっている"。やれやれだ。

[ystt]

「金融拡張政策が直ちに突然のインフレにつながるような理論モデルは、同時に、現在我々が経験している状況は存在し得ない、と事実上述べている。」（クルーグマン）

[yatten]

FRBには今やタカ派しかいない - himaginaryの日記

[kmori58]

注釈w