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『和の国富論』 神の見えざる手の前に - HONZ
いまあえて、国富論。ただ本書は、“神の見えざる手”ではなく、アダムスミスがその前提とした「他者への... いまあえて、国富論。ただ本書は、“神の見えざる手”ではなく、アダムスミスがその前提とした「他者への同感」「自己規制」にフォーカスされている。いままさに限界に達しつつある薄っぺらな自由競争信仰を、乗り越えるためのヒントを提供した本だ。今回のイギリス国民投票は、他者に同感する能力の欠如によって、自由競争の勝者が敗者から手痛いしっぺ返しを食らったようにもみえる。そんな思いを私に抱かせた本書は、『デフレの正体』『里山資本主義』といった著者の作品同様、多くの示唆に富んだ現代人必読のテキストといえる。 本書に登場する対談相手は、いずれも特定分野の「現場」に身を置いて行動し、掘り下げと俯瞰を繰り返した結果、確固たる「智恵」を確立している、著者がいうところの“現智の人”である。内外価格差が存在しない厳しい市場下で収益を上げ続けている林業家、学級崩壊立て直し請負人と呼ばれた元教師など総勢6名。「現場」に根差
2016/07/09 リンク