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『身体巡礼』解剖的なひとのまなざし - HONZ
メメント・モリとは、ラテン語で「死を忘るるなかれ」という意味の言葉だが、時代によってとらえ方が異... メメント・モリとは、ラテン語で「死を忘るるなかれ」という意味の言葉だが、時代によってとらえ方が異なるという。ローマ時代などは、「どうせ死ぬなら陽気に生きよう」といった意味合いで使われていたそうだ。それがやがてキリスト教の普及により――死後の世界である天国や地獄のイメージが詳細になるにつれ――「現世で手に入るものなど空しいものばかりである。それよりも神の御意志を理解し、いつか来世(あるいは神のいる天国)に行けるようにすることが大事なのだ」といった逆転が起こったらしい。 いずれにせよメメント・モリは、道徳的な意味合いばかりではなく、様々な思想や芸術の取っかかりともなってきた。それは本書にも通じるのだが、養老先生がユニークなのは、真顔で「どうやって?」と問い返すところだ。 確かに、人は死を(死者を)忘れないようにしてきたらしい。では、その方法は? そう問いながら、様々な時代や国に特有の死のあり方