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『生ける屍の死』山口雅也|エンバーミング|ホラーコメディ - 書に耽る猿たち
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『生ける屍の死』山口雅也|エンバーミング|ホラーコメディ - 書に耽る猿たち
『生ける屍の死』上下 山口雅也 光文社文庫 2021.4.26読了 この作品は、1989年に刊行された山口雅也さ... 『生ける屍の死』上下 山口雅也 光文社文庫 2021.4.26読了 この作品は、1989年に刊行された山口雅也さんのデビュー作である。同年のこのミス(宝島社 このミステリーがすごい!)第8位、2018年に30年間の作品の中から選ぶこのミスで、キングオブキングス第1位に選ばれた。この本の存在は知っていたが手に取る機会が今までなく、この度ようやく読了。光文社文庫の本は改訂版として刊行されたものだ。 日本人作家の作品なのに、舞台はアメリカの片田舎、登場人物の名前ももちろんカタカナのアメリカ名で、たくさん出てくる人物たち…。なんとも意表を突かれたというか、読み初めはついて行くのにやっとであった。本格ミステリと謳われているのだが、私にはどうにもコメディタッチの作品に思えてしまった。 それもそのはず、「生ける屍」が出てくるのだ。つまり、肉体は死んでいるのに精神が生きている状態。臨床的には死を意味してい