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カーラジオから流れる懐かしい曲を聴きながら、22歳のあの頃に僕はタイムスリップしていた。
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カーラジオから流れる懐かしい曲を聴きながら、22歳のあの頃に僕はタイムスリップしていた。
若い頃、僕は彼女よりも煙草を選ぶような男だった。 22歳の誕生日の少し前だった。 「わたし煙草嫌いな... 若い頃、僕は彼女よりも煙草を選ぶような男だった。 22歳の誕生日の少し前だった。 「わたし煙草嫌いなんだよね」 その頃付き合っていた彼女に、そんなことを言われた。 僕の選択肢は二つだ。 1.彼女のために煙草をやめる。 2.彼女と付き合うのをやめる。 さて僕はどっちを選択したのでしょう。 「僕が煙草を吸う男だって」 「知ってて付き合ったんじゃないの」 僕は彼女に冷たくそう答えた。 彼女が煙草が嫌いだからといって、今さら煙草をやめる選択なんて、僕にはあり得なかった。 誰かのために自分を変えるなんて出来るわけなかった。 まだ若かったからかも知れない。 いやいや、 誰かのために自分を変えるなんて、今のこの歳になってもできっこないだろう。 僕はそんな男だ。 僕のその返事を静かに聞いていた彼女。その眼差しは心なしか、少し寂しげに見えた。 その日を境に彼女からの連絡は途絶えてしまった。 僕の誕生日を過ぎ