大漢和辞典の思い出 2008-10-08 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

補助漢字の思い出(d:id:hyoshiok:20060518#p1)で記したように今から20年前、わたしは補助漢字として知られる、JISX0212:1990の選定委員の一人だった。1988年にそれに参加して、その時、30歳になったばかしのペーペーのエンジニアである。当時の委員は、国産メインフレーマ、プリンターベンダ、印刷会社、新聞社、学識経験者などで委員の肩書も大手企業の部長とかがほとんどで、わたしのようなペーペーはほとんどいなかった。 世の中、メインフレーム全盛で垂直統合ベンダーが我が世の春を謳歌していた。マイクロソフトやアップルなどは、その委員会に呼ばれもしなかった。そういう時代である。 DECという米国企業の日本の研究開発センターにいたわたしがなぜその委員の末席をけがすことになったかというと、国際標準機構(ISO)の文字コードのワーキンググループ(SC2/WG2という)のedito

[hyoshiok]

1

[Nean]

興味深い。

[K-Ono]

諸橋大漢和はただ読むだけでも面白いもんなあ。金さえあれば全巻個人持ちしたい。

[Midas]

古本屋から聞いた話１)台湾製の完コピの海賊版が出てる日本の書籍は諸橋だけ２)縮刷版は当時、百科辞典を売るようにセールスマンが訪問販売してた

[satoschi]

諸橋轍次

[hazymn]

アルファベット世界から生まれてきたコンピュータを、漢字世界に移植する、その難しさが垣間見える。

[Nagise]

これは凄まじい。自分は文字コード・カレンダー・国際化には近づかない方がいいなどと言っているが、それはその労を畏れているからである。命を賭して功をなした諸橋轍次博士に敬意を表す。

[hasegawayosuke]

あとで。