中国医学における葛根と牡蠣：なぜ代替品がないか？ - 虚虚実実――ウルトラバイバル

中国医学における葛根と牡蠣：なぜ代替品がないか？ この両者とも、中国医学の薬種として不可欠なものですが、葛根（カッコン：クズの根）が含む薬用成分のデンプンは、デンプンを含むほかの植物、たとえば片栗粉の代用品のジャガイモデンプン、小麦粉などなど・・・多くの代替品があるのに、中国医学ではなんで葛粉なのでしょう？同じように牡蠣（ボレイ：カキの殻）から取れるカルシウム末、これもほかの種類の貝ではなく、なんでカキなのでしょう？ これらの疑問について、ネット上を漁り、案外示唆的なＨＰが２つあったので、一部引用してみます。まずは葛粉について。 まずは粒子のサイズです。 葛根より取り出された澱粉は、じゃがいもや米、小麦の澱粉と比較すると 粒子の大きさが非常に小さいのが特徴です。 粒子が小さいので、仕上がりが滑らかになるわけですが なにより、消化吸収に良いのです。 体調不良時は、胃腸が弱るのでなるべく消化に

[iirei]

クズの根（葛根）、カキの殻（牡蠣）はいずれも漢方の生薬だが、代替品はない。これらが持つ、地中深く伸びる根とか、広く海中のミネラルを集めるとかで獲得された特性によるものなのだろう。霊芝もそうだろう。

[fic-tion]

葛根湯、よくお世話になります。効能は気にしてましたが、どの様なものかは知りませんでした(^^; 効くものがわかったのか、効くから残っているのかはわかりませんが、昔の人は凄いですよね。千利休の話、素敵です。